アクセス解析
カウンター



市場史上 最高値”1,000万円” を記録した300年生桧とは .....

 平成17年4月16日開催の『第29回熊野木まつり記念市』(新宮原木市場に於ける年間の最大行事)に出品されたのが、 この樹齢300年の桧である。

 これ程の銘木が出品されたのは市場開設以来初めてで、生産地は熊野紀州材の生産地でも有名な和歌山県古座川町平井。 当時、地元新聞の表面を飾ったこともあって、一般市民も市場へ見学に来る程注目を集め、 市開催日に向けて多くの期待が寄せられていた。

 セリ当日の参加者130名注目の中で奈良県桜井市の製材業者が落札する。 用途は寺社の建築用材。

 元木・二番木合わせて落札額"967万円"(約壱千万円)となり、それまでの最高値"250万円"を大きく越え、 今もって新宮原木市場開設以来の最高値となっている。

※右写真は、伐出前の様子(久保勝靖 社長(当時)と300年生桧)


仮置きされた300年生桧
市場に入荷された300年生桧は今は遅しとセリにかけられるのを待っている。 セリ用に並べられる前から新聞記事や説明文なども貼りつけ普段しないような広告活動を行っている。


展示、そしてセリへ.....

二番木

長さ 8m 末口56cm
材積     2,019m3
販売単価1m3当り
45万円
1本 121万円


元 木

長さ 8m 末口82cm
材積     5,645m3
販売単価1m3当り
150万円
1本 846万円





関 連 項 目

⇒ 熊野木まつり記念市 相場及扱高推移  (第1回目から現在までの相場・扱高を掲載しています。)

⇒ 熊野木まつり回顧展 (昭和52年開催"第1回熊野木まつり"の様子を掲載しています。)



[ トップ画面へ戻る ]